ブラキシズム以外の悪習癖
ブラキシズム以外の悪習癖
ブラキシズム以外にも、歯やその周辺の組織に悪影響を及ぼす癖があります。なぜそれが起きたのか、原因をみきわめることが大切です。
偏咀嚼
片方の歯が悪くなっていたり、欠損を放置していたり、あるいは咬みあわせに問題があったりすることで、片方の側ばかりで食べていると、そちら側に負担がかかりすぎたり、咬みあわせがずれていったり、顔の形が変わったりすることがあります。
きちんと治療をして、左右両側で食べるようにしましょう。
左ばかりで食べているので、義歯の歯の部分が左側だけ磨り減っています。だんだん左側の咬みあわせが深くなり、さまざまな影響が出てきます。
咬み癖
やわらかい物でも、ものすごく強い力で咬んでしまう人がいます。食物をよく咬むことは大切ですが、度が過ぎると歯や歯の周囲の組織に悪い影響がでることがあります。
義歯になっても、強い力で咬んでしまう癖があり、冠がはずれて、義歯もバラバラになっています。
その他の顎関節(あごの関節)に悪い影響を及ぼす習慣
・管楽器の長時間演奏
・激しいスポーツ時の食いしばり
・頬杖をつく
・電話を首にはさんで長時間話す
・横になってものを食べる